FIP治療 44日目・45日目【通院】
前回通院時から約2週間経ち、
経過状況の確認、薬を買いに、ピエロと病院に行っていました。
前々日に、投薬後戻してしまいましたが、
前日は戻すことなく、問題ありませんでした。
体重は、前日までに 4090gに。
ごはんを食べていたタイミングにもよりますが、
まだ徐々に増えている傾向にあります。
今回も血液検査・超音波検査をしてもらいました。
◆血液検査
TP(総蛋白) :高(前回と同じ数値)
Alb(アルブミン) :基準値内
Glob(グロブリン) :高(前回より少し低い)
結果計算されたA/G比:0.46
以前の同病院での結果からすると、0.399⇒0.46なので、
A/G比からすると若干ではなりますが、改善に向かっているように見えます。
その他血液一般検査結果としては、問題なく、
貧血も見られない状況です。
先生のお話では、A/G比がもっとよくなってもいいとのこと。
通常の例よりも、回復が遅いようです。
ただ、悪い場合は、貧血等他の部分でも症状が見られるようで、
そういう意味では、薬の量を増やすか、難しいとのこと。
◆超音波検査
肉芽腫が見える状態。
前回と比較すると、気持ち(約1.2mm)小さくなったかもしれないとのこと。
超音波検査と血液検査の結果から、薬の量を増やすか、
先生と検討しました。
A/G比で0.6を12週間のうちに達成する必要があり、
できれば0.8を目指したい状況です。
前回対応した外部での血液検査の結果で、上記が未承認薬の投薬完了の目標となっています。
今回が、7週目にあたるので、のこり約5週。
そろそろ0.6を超えていないと、違う病気も疑わしいとのこと。
未承認薬は体重当たりで計算されており、現在は 150mg / kgで、
ピエロは4㎏を超えたために、50mg増やし、650mgになっています。
先生としては、FIP罹患した場合、200mg / kg でもいいと考えているとのことでしたが、
もちろん金額面での影響が大きく、
効果としては、150mg / kg で改善するため、
現在の分量になっているとのこと。
超音波検査の結果では1.2mmほど小さくなっているようにも見えるとのことでしたが、
機械の当て方やピエロも動くかと思いますので、
そういった影響で、誤差範囲もとれるかと、私自身考えました。
いろいろとお話聞く中で、「違う病気の可能性」というのも気になり、
とはいえ、A/G比はまったく改善していないわけではないことから、
先生と相談して
175mg/kg で計算し、投薬量を増やす
ことにしました。
病院で体重を測定した結果、4150g だったため、
175 [mg/kg] x 4.15 [kg] = 725.25 [mg]
⇒ 薬は50mg単位なので切り上げて、750mg
カプセルにすると、
200mg x 3カプセル
100mg x 1カプセル
50mg x 1カプセル
計 5カプセル
になります。
つい最近やっと3カプセルになったと思っていたら、
あっという間に4カプセルから 5カプセル に。
金額が当初より多くなってしまうこともありますが、
今回の状況から、増量させたのは、違う病気の可能性から、
判断を早めるためとも考えました。
以前の記事にも記載していますが、
FIP罹患猫は本当に多く、
未承認薬である程度回復したのち、結果が思うようにいかなく、
別の病気の可能性もあったという情報もありました。
その子は、薬をやめて、数値が改善方向に向かったようですが、
いろいろな情報とピエロの状態から、状況によっては次の手を考えたほうが良いかとも思い、
今回の薬の増量を決意しました。
本日(45日目)から、750mgで投薬します。
この日は吐くこともなく、異常も見られずに、
時々風船で遊んでは、よく寝ていました。
多分病院で疲れたかと。
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